ユーザー事例
一般社団法人 日本銅センター 様
SNS連動や英語ページ増設…
時代の変化に追随するWebサイトへ改良
銅および銅製品の調査や研究を通し、銅の普及に努めている日本銅センター。
Webサイト経由での問い合わせは、国内のみならず海外からもあるという。
SNSを使っての啓発やQ&Aコンテンツの拡充など、重要性が増すWebサイトの機能強化に迫られていた。
これまで抱えていた課題
- Webサイトの仕様やデザインが古臭かった
- コンテンツを表示する幅が狭く、文字や写真を小さいサイズでしか載せられなかった
- 改善すべき課題や優先すべき作業などを十分理解せず、Webサイトのリニューアルにどう取り組めばよいのか分からなかった
infoCMS導入による効果
- スマホに最適化したことで、スマホ経由によるアクセス数が増加した
- SNSへの投稿内容がWebサイトに自動反映されるため、新着情報を拡散しやすくなった
- 掲載情報を整理/拡充したことで、外部からの単純な問い合わせ件数が減少し、質問内容が充実した
- 英語ページ構築により、海外のユーザーや企業に事業を訴求できるようになった
スマホやSNS、英語対応進めてWebサイトの可能性を模索
リニューアルしないまま長年放置した結果、Webサイトのデザインが時代遅れになってしまったという企業は少なくない。銅の研究や調査などに携わる日本銅センターもそんな法人の1つだ。「最後にリニューアルしたのは約10年前。コンテンツを表示するエリアが狭く、文字は小さく読みにくいし、画像も見にくい。銅について調べようとWebサイトを訪れた人の中には、電話で確認してくるケースもありました」(企画調整部 生田緑氏)。
銅に関する普及や啓発を中核事業に据える同法人にとって、正確で価値ある情報を発信する業務は、事業の根幹ともいえる重要な取り組みだ。「情報を提供する媒体として、Webサイトの重要性が以前より高まっています。Webサイトのリニューアルは、いわば必然だったのかもしれません」と広報部長の森川純一氏は振り返る。
週1回の打ち合わせで疑問解消、情報の提供形態を最適化
インフォネットの「infoCMS」へ移行する上で生田氏が驚いたのは、週1 ペースで打ち合わせが設けられたこと。打ち合わせするごとに、Webサイトを使って自分たちのすべきことが明確になったと明かす。「Webサイトの構造や仕様についての理解が不十分でしたが、インフォネットの担当者が1 つずつ丁寧に教えてくれました。自分の中で内容を咀嚼し、理解を深めながら移行作業できたのがよかったです」(生田氏)。掲載する情報の鮮度や粒度、深度を整理し、見やすく掲載できるようになったという。「銅に対する間違った知識を正し、銅の需要を促進するという責務を果たすためにも、わたしたち自身が銅の性質や最新情報に精通していないといけませんから」(森川氏)。Facebookに投稿する最新情報がWeb サイトにも掲載されるようになり、「SNS担当として更新する楽しみが増えましたね」(森川氏)。YouTubeに公開した動画情報も掲載されることから、今後は動画コンテンツの数も増やしていく予定だ。
来訪者の経路は多様化利便性高め満足度は向上
Webサイトのリニューアルにより、来訪者の経路も多様化した。「Facebook経由で訪れる人が増えたほか、スマートフォンを使って閲覧する人も増えました。Webサイトを訪れる経路や対応端末を増やしたことで、これまで以上のアクセス数が見込めるようになりました」(生田氏)。これまではスマートフォン向けに表示を最適化していなかったほか、FacebookなどのSNSと連携もしていなかったという。
電話での問い合わせ件数や内容にも変化が見られるようになった。「銅に関する問い合わせがメールや電話を通じて毎日のように届きます。しかしWebサイト刷新後は、その件数が減少しました。サイトの情報を見やすくしたのはもとより、Q&Aのコンテンツを充実させたことで、個別に問い合わせする必要が少なくなったのが要因と考えています」(生田氏)。これにより質の高い問い合わせが増えているという。
そのほか、SSL化したことで安全性を引き上げたほか、英語対応により海外からサイトを訪れる外国人にも情報を発信できるようになった。「インフォネットと協力し、今後のコンテンツの拡充や見せ方の工夫などに取り組んでいきます。より使いやすいWebサイトを目指します」(森川氏)。
日本国内はもとより海外向けにも情報発信に努める日本銅センター。Web サイトを活用して多くの情報を提供できる体制づくりに余念がない。
ユーザー企業紹介
一般社団法人 日本銅センター
所在地/東京都台東区上野1-10-10 うさぎやビル5 階
代表者/専務理事 亀井 隆徳
事業内容/銅、銅製品の用途・技術開発、銅管の用途拡大、技術開発、銅の正しい知識の普及
銅および銅製品に関する技術研究や用途提案などに従事。資料収集や情報公開などを通じて銅の正しい知識を普及する。出版物の発行や講習会の開催、銅の特性をPRするイベントなども展開する。

ご担当者様の声広報部長 森川 純一氏(右)
企画調整部 生田 緑氏(左)
見栄えの悪い写真を差し替えたいとインフォネットに要望すると、きれいな写真素材を探してきてくれました。CMS移行だけではない面でたくさん支えてもらいました。