導入実績450サイト以上!!導入事例の一部をご紹介します。

様々な業種、業態に合うように設計されていますのでWEBサイトにおける課題も解決します。 ベストな導入方法をご提案させていただきます。

導入・制作事例についてはこちらのページをご覧ください。
https://www.e-infonet.jp/works/

ユーザー事例

社団法人
全国国民健康保険診療施設協議会 様

情報の整理と伝達がスムーズになり
各医療施設が、より身近な存在に

医療サービスのみならず介護や福祉も行い、地域住民の健康を総合的に守る診療所・病院などの「国民健康保険診療施設」(=以下、「国保診療施設」)。全国にあまたある同施設を会員とする社団法人・全国国民健康保険診療施設協議会は、設立以来、約1000戸にものぼる施設情報をグループウェアで管理していた。しかし、年々複雑化する情報を切り盛りできなくなり、業務部事業課の鈴木智弘氏は頭を悩ませていた。

大幅なコストカットと作業時間短縮を同時に実現

「弊社はもともと、コーポレイトサイト、会員向けのグループウェアサイトともに他社のサービスを使って運営していました。でも、自社でフォーマットに手を加えることができないシステムだったため、些細な修正さえ業者に頼まねばならず、作業を依頼するたびにいちいち金銭が発生していたのです。そういった悪状況下では情報告知にも積極的になれず、会員のみなさんにオンタイムの情報を届けられずにいました。それゆえにアクセス数も少なく、なんとかしなければと焦る気持ちばかり募っていました」国保診療施設とは、民間医療機関の進出が期待できない地域であるなどの理由から、国民健康保険制度があっても医療が受けられない人を無くすために設けられたものである。そのため、同協議会には、各施設で地域住民の役に立ちたいと希望する医師や看護師にいちはやく情報を提供していくことが求められる。しかしそれが叶わないという苦境に立たされた鈴木氏は、かねてから心に留めていたCMSに一縷の望みをかけようという思いに至った。

社団法人 全国国民健康保険診療施設協議会 写真「インフォネットさんからは、以前から何度かお電話をいただいていました。しかし、私たちがWebシステムに疎いこともあり、最初の頃はCMS導入に気乗りしませんでした。それでもお話を伺ううちに魅力的に思えてきたのは、担当の方が丁寧に説明を施してくれたことで、システムを導入することでどんなメリットを得られるのかが明確にイメージできたからです」

『infoCMS』担当者による機能説明と操作法の実演を見守るうち、協議会メンバーの頭の中では、リニューアル後のサイトに関するアイディアが次々と固まっていった。当初、何から手をつけたらいいのかさえ分からず弱腰になっていたサイト作りに対してそこまで能動的になれた最たる理由はコストだった。従来とは比べ物にならないほどの低コストでありながら、カスタマイズできる幅、使い勝手のよさともにこれまでの何倍にもアップする。サイト作りの新たな可能性を確信した同社は、CMS導入に踏み切ることに。

「結果、手を加えるたびに発生していた10~20万円という更新費用が不要になったのは、本当に大きなメリットでした。それに、更新や修正を自分たちの手で行えるようになったため、外部に依頼する手間も省けましたし、依頼することさえ億劫でアナログな手法で伝達していた情報に関しても、今ではさっとサイトにアップできるようになりました。例えば、これまでは会員施設へのお知らせはすべてFAXで行っていたのですが、CMS導入後は、グループウェアサイトに情報をアップして、そのURLを会員施設に一斉送信するだけでよくなりました」

情報を迅速に伝達することは、医療を必要とする人への手助けにつながる

一括で行えるようになったのは告知のみではなかった。CMS導入により会員情報をデータベース化したため、いかなる作業も包括して行うことが可能となったのだ。しかも、コーポレイトサイト上にデータベースを組み込んだ「会員施設の検索」ページを配したことで、サイト訪問者にも、病院や診療所を住所や施設名から検索してもらえるようになった。

「以前は、個々の作業を行うたびに、業者の各担当者に連絡を取らなければならず、こちらの希望を伝えるだけでも一苦労でしたが、インフォネットさんとお付き合いするようになってからは、どの作業を行う際も担当者が同じですから、説明もスムーズにいきますし、いつでも電話やメールで気軽に相談に乗ってもらえるので安心しています」

今年3月には、作業を迅速に行うことの大切さを改めて感じさせられる出来事があった。東日本大震災だ。被害を受けた会員施設のために、自分たちに今できることが何かを考えた結果、トップページにお見舞いの声明文を掲載するとともに、すぐさま義援金を募ることを決定した。追って、コーポレイトサイト上で各地の診療施設の被災状況を報告するとともに、被災地への医療支援を必要とする人々が施設へコンタクトをとるためのフォームも設置した。

CMS を導入したことでユーザー目線にたったサイト作りが可能になった

会員施設ならびにその施設を利用する患者を思う気持ちは、デザインにも大きく反映された。文字情報ばかりの無機質な作りから一新して、写真やイラストを盛り込むことで親しみやすさを加えたのだ。また、ブルー系で統一していた色味は、カラーバリエーションを増やしてページごとに変化を持たせた。

「会員施設ではご高齢の方も働いていらっしゃるので、フォントのサイズや色遣いにもこだわって見やすさを追求したかったのです。全体のイメージを構築する前に、インフォネットの担当者にもその要望を伝えたところ、デザイン案をいくつも出してくれました。一般的に、システムとデザインは別々に頼まなければならないパターンが多いと思うのですが、インフォネットは両方を一手に引き受けてくれたので助かりました。また、期待以上のデザインの仕上がりに大変満足しています」

このとき同協議会が出したアイディアは、「地図上の施設が病院なのか診療所なのかが一目で分かるようにアイコンで表示すること」。これにより、サイト訪問者が目的の情報に辿り着くまでの時間が一気に短縮されたことは間違いない。より分かりやすく表示することができるから、ユーザーは必要な情報に最短距離でアクセスすることが可能となる―これは、CMSを導入して得られた大きな利点のひとつだった。

各診療所や病院が積極的に情報を発信することで医療施設、医療従事者、患者のつながりが密接に

社団法人 全国国民健康保険診療施設協議会 写真また、およそ1000戸にもおよぶ会員数を誇る同協議会ゆえに、グループウェアをinfoCMSに移行したことにより、グループウェアサイトがうまく機能するようになった喜びもひとしおだった。そもそも、「病院・診療所ごとに各自のページを施設の公式サイトとして活用して欲しい」との思いからグループウェアを使ったはずが、従来のものには個々が情報を発信できるシステムがなく、基本的なインフォーメーションしか掲載されていない状態だった。

「今では、各施設に編集権限を与えたことで、皆さん、写真をアップしたり採用情報を掲載したりするようになりました。これはとてもいい変化だと思っています。しかも、その作業が楽しいのか日を追うごとにページが充実していくので、毎日楽しみです」

その成果も著しく、サイトアクセス数は急激に跳ね上がった。CMS導入前は月に5,000程度だったPVが、今では日に20,000を超えることもあるほどだ。
「施設単位で情報発信できるようになったおかげで、医師や看護師がそれぞれの病院や診療所に直接連絡を取れるようになったのも利点ですね」

医療施設、医療を施す人材、そしてそれを必要とする患者の3者をつなぐ役割をしかと務められるようになった同協議会だが、CMSを活用したサイト作りアイディアはまだまだ尽きないようで、今後ますます日本医療界へ貢献することが期待される。

ユーザー企業紹介

公益社団法人 全国国民健康保険診療施設協議会

所在地// 東京都港区芝大門2-6-6 芝大門エクセレントビル4 階
会長/押淵 徹

全国の国民健康保険診療施設・管理者を会員として、平成元年に設立。以来、すべての国民が健康で安心して暮らせるよう、「地域包括医療ケア」の実践に努めるとともに、「地域包括ケアシステム」の構築を推進すべく、各種学会や研修会を開催している。その他にも、機関誌「地域医療」を年4回発行、「国診協ニュース」を毎月発行・配布するなどして、広報活動にも積極的に勤しみ、医療格差問題に取り組んでいる。

ISO9001 IS027001 IS27017

ISO27001(ISMS)、ISO27017(ISMSクラウドセキュリティ認証)、 ISO9001(QMS)の認証を取得し、「情報保全」と「品質および顧客満足度」の 継続的な向上に努め、信頼性の高いサービスを提供してまいります。

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